beachのつれづれなるままに

湘南暮らし。楽しいことやお気に入りなどつれづれなるままに綴ります

愛だよ愛

カナダに住んでいた時、
祖国から移住してきた人々にたくさん会いました。


戦時中祖父母がドイツから逃げるために移住しそのままカナダに居着いた人、
イランから逃げてきた女性たち、
シリアから逃げてきた男性、
ハイチから難民として入国した女性、
東欧から逃げてきた女性など。


とにかく国の政治や戦争、貧困から逃げるために
移民してきた人々の多かったこと。


イランの男尊女卑の話を聞くと
それはひどいもので
涙が止まらない女性もいました。


日本人が海外に移住する場合は
夢を追っていたり
好んで移住していることが多いと思いますが
必死に生きるために移住をする人々と出会うことが多く
衝撃を受けたのを覚えています。


あの時の経験は今考えるととても貴重な経験だったと思います。


毎日ニュースで聞く話がとても身近に感じられ
同時に自分に何ができるのか考える時もあります。


そんな時に必ず思い出す名曲。


『What a wonderful world』
この映像のイントロのメッセージが素晴らしい。



Louis Armstrong - What A Wonderful World (Original Spoken Intro Version) ABC Records 1967, 1970


イントロの日本語訳はこちら(udiscovermusic.jpより)


最近若いやつがよく俺にこう言ってくるんだ
「“この素晴らしき世界”ってどういう意味なんですか?」
「世界中で戦争が行われていますよね?」
「それも素晴らしいっていうんですか?」
「飢饉や環境汚染の問題もありますよね?」
「全然すばらしくなんてないですよ」
落ち着いてこのじいさんの言うことに耳を貸してくれ
俺には世界がそんなに悪いって思えない
人間が世界にしていることが悪いんだ
俺が言いたいのは、世界にもう少しチャンスを与えれば、
みんなその素晴らしさがわかるってことさ
愛だよ愛。それが秘訣なんだよ
もしもっとみんながお互いを愛しあったら
沢山の問題なんて解決される
そして世界はとびきり面白くなる
だからこのおいぼれは言い続けるのさ


歌詞も素晴らしいですね。
世界は美しい。


赤い薔薇はないけど、
実家の赤いアマリリスの写真を。笑

日本語で愛というと照れ臭いという人が多いですが、
日本で愛がもっと身近になったらいいなあと思う今日この頃。